仁王2の最終体験版の感想
2月28日から3月1日の3日間で行われた、仁王2の体験版についてです。
現在はプレイ不可能となっています。
♯最初に
最初に言っておくと、仁王はやったことがありません。発売当初になんだかダクソっぽいのが出るらしいと、聞きかじった程度でしか知りません。
何で最終体験版だけ?ってのは、体験版があったのを知らなかったからです。
さらに言えば、その最終日の夜に知ったのでめっちゃギリギリでした。
色々試してみたり、できていません。ほぼクリアのみです。
写真もクリア画面しか撮れてないです。本当は装備だとか、キャラデザインとか貼りたかったんですけどね。
まぁ、キャラデザインはそんなに凝ったものではなく、女性キャラのいくつか選べるテンプレを少しいじっただけです。
それにしてもあのテンプレたちは何か他のゲームのキャラだったんでしょうか。
なんか見覚えがあるんですよね。
例えば僕は金髪ツイテールのやつを選んだんですけど、あれデットオアアライブっていう格闘ゲームのキャラですよね。
(調べたところたぶんマリー・ローズ)
ツイテール外してボブみたいな髪型にしちゃいました。なんかすみません……
(格闘ゲームしない故に)
仁王って案外キャラデザインを細かくできるゲームなんですね。お助けしてくれたファントム?たちのデザインが色々で面白かったです。
テンプレもよくできてます。不気味の谷現象が起きない程度にリアルです。
正直ほぼ両面宿儺と戦ってたので、最初あんま覚えていません。たぶんムービーなかったですよね。
いきなり始まって武器選択と守護霊?妖怪?選択でした。
操作方法も結構雑な感じ、詳しくは「道場」ってところがあって、そこで覚えてねみたいな。
♯序盤――操作・システムなど
やったことないので、めっちゃ操作戸惑いました。基本は普通のアクションゲームと同じなんですけどね。
ただコマンド技みたいなのが武器ごとに多数あって、それが難しかったです。
デビルメイクライみたいな操作のちょっと簡単バージョンみたいな。
自分はこれ系の操作すごく苦手なので苦戦しました。
下手になるのは分かったので、とりあえず武器選択はオーソドックスな刀と距離を保ちつつ攻撃できる槍にしました。
守護霊?妖怪?選択はよく分からなかったので、見た目がよかった幻の「影鰐」にしました。
結果的に武器選択はこれでよかったと思います。かなり武器種が多くカッコイイのもありました。
しかし、強いかはさておき動作にクセがある武器ばかりでした。
守護霊?妖怪?選択はまぁまぁ悪くなかったと思います。妖怪技?(R2+○)でパリィができたので、道中全く活用できなかったもののボスではそこそこ上手くやれました。
ちなみに序盤は刀と槍を併用し、千鳥十文字槍を手に入れてからはずっとそれを使ってました。(刀は菊一文字)
こいつは強い!
刀は水蓮?とか朧みたいな受け流し技をやってみたんですが、かなり難しかったです。
モブの武士には使えるんです。
赤い刀塚から現れる屍狂い、半分プレイヤーみたいな敵には微妙でした。
受け流しても直ぐに体勢を立て直されるので、気力(スタミナ)の都合上こっちの方が不利になってしまうんですね。
難しいのにリターンが少ない技です。
それでも刀では主に中段ばっか使いました。
上段で剣気で体勢を崩すのもなかなか使えます。ただやっぱりスタミナが気になる。
相手の気力のみを削ることを考えると、中段の受け流しになるわけです。
下段の居合はカッコイイですけど、間合いを読まないとスカります。体感7割スカります。それが上段以上の隙をうみます。
どの武器でも上段・中段・下段と武器の構え方があります。
刀では上段が隙が多いものの攻撃力が高い、中段が受け流しつつも攻撃回数を重ねる、下段が居合をベースに立ち回るといった感じだと思います。
他の武器もベースはそこまで変わりません。
この構えを最初全く分からなくて、同じボタンを押したのに技が変わる理由が分かりませんでした。
まぁ、単に説明を見逃したせいです。
操作の結論としては、気力(スタミナ)管理が辛いということです。
基本的にこのゲームあんまり素の回避ができません。たぶんうまくコマンド技を使えば回避できる?
つまり、ローリングやバックステップなどでは上手く回避できません。
また、攻撃自体のスタミナ消費もえげつないです。技を使ってしまえば気づけば尽きています。
そして、尽きると身動きができません。敵はダクソでいう致命攻撃ができるようになります。大ダメージです。
攻撃と回避、この両者を同時に行うとスタミナが切れ、いずれは落命するハメになります。
間合いを掴み当たらないなら歩きで避ける、回避すべきときにはローリングなど、相手が隙を見せたとき攻撃。
テンポよく行動する必要があります。
コマンド技についてどれが強いとかはよく分かりません。刀と槍しか使ってないので、まぁまぁ使えたのは前述の通り受け流しです。
ただ単純に強いのは先手必勝、その後のチェインです。確実に先手で攻撃し、連続攻撃でひるみを取り続ける。
これを繰り返せば屍狂いやモブなら比較的楽に勝てます。
次善でHPキルを狙い、最善で敵の気力を削り「組み討ち」のような致命攻撃を狙えます。
敵も不意な攻撃をしてきたり、ローリングを挟んでくるので先手を取るのは思ったより難しいときもあります。
なので、この戦法必殺ではありません。
しかし、この戦法を最も安全に取りやすいのが長柄の武器である槍なんですね。
だから、定石通り槍は強かったです。
※パッシブ系のスキルやそれだけで発動するスキルは優先してとったつもりです。
コンボスキルは分かりませんが、それは多分強い。
特にニンジャスキルではバックスタブが可能になるスキルがありました。
言わずもがな戦闘を有利に進められます。
守護霊?妖怪?ですが、いまいち上手く使えませんでした。デフォルトの性能ですら、全く使いこなせませんでした
強敵には御魂というのをたまに落とす者がいます。それをセットすることで妖怪技が使えるようになります。
まぁまぁ使えたのが外道兵から落ちる御霊です。外道砲という遠距離技です。遠距離技故にそこそこ使えました。
次に姑獲鳥の御魂ですね。技は微妙でしたが、パッシブで防御が少し上がります。
姑獲鳥のおかげで落命しなかったかもしれない場面もあったので、それを踏まえるとこれがトップの可能性も。
ボスの両面宿儺の御魂もパッシブ性能的にはトップですね。技はヤツの使う回転斬りです。まぁ、普通です。
技としては微妙な気がしますが、パッシブ性能的にはあった方がいいので、セットするべきですね。
さて、システムですがステータスとレベル上げは誰もが想像する通りでした。
社がセーブポイントで色々できます。
奉納――木霊は呼び集めるとアイテムドロップ率やアムリタ(経験値)アップ。アイテムを売ってもくれます。
術や符、巻物などもまぁ説明通り、どれほど効果があるのかは分かりません。
浄化のエンチャと金剛符は使いました。
武器コマンドが見られるのは有難かったです。
スキル上げはFF10みたいなスキルツリーになってました。
初見なので、適当に上げました。主にパッシブ。
システム面では特に言うことがありません。これまでとの比較とかもできないので、やってないから...…
敵のスルーはある程度できます。
落命した場合、同じマップを何度もクルクルするので、敵がスルーできればテンポいいです。
ステータスは色々項目がありますが、ヘルプあるのでなんとなく分かりました。
後半まで気づかなかったのが、ステータスと防具が連動していることです。
よくみると指定通りにレベルを上げてあると、防具のスキルが発動することが分かります。
おそらく防御性能自体はレベルがとどいていなくても、変わりません。
しかし、スキルに防御アップなどがあるので、その違いはあるようです。
装備重量もダクソのようにあります。超えてしまうとローリングできないし、もはや行動不可能レベルのスタミナ消費になります。
一見、軽快に動くのでここは気をつけた方がいいです。
あの……「ひもろぎの木」っていう帰還アイテムが最初貰えるんですけど。
ミッション中に最寄りの社に帰りたいなって時に、それは使っちゃダメです。
よく説明見れば分かることなんですけど、ミッション中断して最初の選択画面に戻っちゃいます。レベルや装備状況はそのままでミッションは最初からとなります。
もしミッション中に最後に拝んだ社に帰還したいなら「道祖神のお札」です。
これはいつの間にか拾ってました。鍛冶屋の人も売ってくれます。
なぜ、初見の僕がこれを知っているかは……
体験版は終了したので、もし製品版をやる場合気をつけてください。(同じシステムかは知りません)
♯中ボスと両面宿儺
中ボスはそんなに強くないので、ざっと終わらせます。
餓鬼はヒットアンドアウェイで勝てるし、猿鬼は強いお助けマンを囮にチクチクしてればいずれ勝てます。
濡れ女には近づかない。
その後の常闇は上あがって、ジャンプ攻撃で石壊せば払えました。
後の敵は道なりに詰まることなくいけました。基本お助けマンに囮になって貰えば、比較的安全ですね。
モブの鼠はちょっと面倒なので、なるべく避けました。あと、あの四足歩行のやばいやつは完全に避けました。
一応きちんとボス前の常闇は払って、いざボス戦という流れです。
実質、プレイ時間はほぼ両面宿儺と戦ってました。
マジで勝てなかった、全然このゲーム掴めなかったです。
妖怪技のパリィに挑戦するようになって、ようやく戦えました。それまでは殴られに行ってたようなものです。
確実にとりにいったのは大振りの斧による攻撃と回転斬りです。
これは見てからでいけます。
それまでは隙をみてパリィに挑戦しながら、回避しつつ、槍でチクチクしてました。
まぁ、それからそれなりに戦えてました。
パリィ失敗しても妖怪状態だと、あんまりダメージくらわないので積極的に狙ってましたね。
それでもなぜすごく時間がかかったかというと、形態がやたらと変化して戸惑ったこと。
攻撃に引っかかり過ぎたこと。もちろんパリィが下手くそ、何もかも下手くそなこと。
何より水色の方が強かったことです。
水色の方の矢の一撃がデカすぎる……
追尾性能もえぐい……
1番ヤバいのが回転斬りとみせかけて、回転しながら四方八方に水矢を撃ちまくるやつです。多段ヒットで即死します。
40%くらい奇跡です。1番ヤバイ攻撃をなんとなくで避けられました。回数こなしたおかげで慣れたというのも大きいです。
つまり、粘り勝ちの辛勝です。
必死すぎていまいち状況を覚えてないので、大雑把になりますが、メインミッションはそんな感じでした。
千鳥十文字槍ありがとう。めっちゃ使いやすくて、強かったよ。
クリア出来たの20%くらいお前のおかげ。
あんまり優先度高くないけど、もし仁王〜仁王2ヤル気になったら……
その時にはまたよろしく。
総評:勝てた。クリアできた。
それがやっとだと痛感する、上級者向け ゲーム。
非常に集中力を使う、忍耐力の必要なゲームなので、多忙な方や疲れやすい方は仕事などに支障をきたす恐れがあります。
十分な休憩をとるか、時間をたくさん割いてゆっくりと攻略することをおすすめします。
その分、達成感はひとしお。
♯おまけ:サブミッションの松永久秀
こいつだけ別ゲーしてました。
ニュータイプかコーディネーターかもしれない。
異常な速度で接近して、掴みで吸い込みつつ大爆発してきました。
一撃の火力としては、両面宿儺を余裕で超える。
そこら中に爆弾や痺れ薬などを投げてきて、まともに刀で立ち向かってきません。
正直に言いたい。
こいつの難易度調整適当過ぎだろ。
モブ武士を速くして爆弾やら痺れ薬を持たせて、掴みに異常な吸い込みを付与しただけじゃん。
説明では悪名があるけど、文化人だよって書いてあります。
いや、文化人とは思えないほど野蛮な攻撃方法では?
しかし……文句はないです。
総合的に考えると両面宿儺の方が強いから。
もう、何でもゆるせる。
比較すると松永久秀の方が弱いので、あっさり勝てました。
しかも、NPCお助けマンがいる。
10秒くらいでいなくなったんだけど、あの人は救済措置だったのだろうか…?