新世界
22#8.4
新世界と聞いたとき、世界そのものの変革と思う人と自分から見た世界の変革だと思う人。
この2者がいる。
冷静に考えれば世界そのものに変革が起きることなんて、ただの妄想でしかない。
そうなると自分から見た世界の変革、これしか新世界への侵入方法はないことになる。
ただそれは一時的なものだ。
不要と決めつけていたものが、実は有用で日々を充実させるものだったり、つまらないと思っていた小説やゲームが、案外面白かったり。
その間は通常の日々から逸脱した新世界へ突入していると言える。あらかじめ定義付けしておくと、通常の日々というのは簡潔に言って、つまらないとさえ思う日々のことである。
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23#7.4
なんだそんなのよくあることではないか。
そう思うだろう。
しかし、新世界の突入はある日を境に失敗する。
前述の例で言うと、
家庭で小説やゲームをやっておきながら、最後まで読みきらない、クリアまでやりきらない。
それを繰り返すとその方法では、新世界への突入ができなくなる。
それは日々の小さな楽しみや幸せがなくなることを意味する。
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24#6.4
歳をとるということは変動のない世界にいるということである。
新世界の突入は別の観点からみると、成長にあたる。
歳をとればとるほど、新世界への突入は不可能になり、従って成長する機会もなくなる。
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25#5.2
躓く…恐れ…抑制…行動…減衰…固定
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こんなことが公衆トイレの個室の見えづらいところに、書いてあったらワクワクします。
特にこんな暑い日なら尚更。
物語が始まりそう。
あー、物語書きたい。